Kaggle コンペティション Santa 2022 - The Christmas Card Conundrum において、DeNA のデータサイエンティストである長沢がソロ参加し、867 チーム中 4 位に入り、金メダルと賞金を獲得しました。

Santa は Kaggle では年末年始恒例のコンペティションで、典型的な機械学習ではなく、スケジューリング問題やマッチング問題といった、最適化の有名問題をアレンジしたものが出題されます。今年はロボットアームでクリスマスカードを印刷するコストを最小化する問題が出されました。

この問題を巡回セールスマン問題 (TSP) の亜種と考えて、既存の TSP の技術を今回の問題に上手く活かすことが良いスコアを得るための鍵となりました。

長沢コメント「最適化コンテストやコンペティションで遺伝的アルゴリズムが活躍することは滅多に無いのですが、今回は私を含め最適解と思しきスコアに到達した上位 4 チーム全てがそれを使っていたのが印象的でした。次も頑張ります。」

DeNA とその関連企業を含めた DeNA Galaxy では、最適化などの機械学習から見た周辺技術を組み合わせて活用することも多く、技術の幅を広げることにも力を入れています。