HACK TO THE FUTURE 2023 予選（AtCoder Heuristic Contest 016）において、DeNA の Kaggle Grandmaster である長沢が機械学習を用いた手法で 1119 人中 1 位に入りました。

HACK TO THE FUTURE は、フューチャー株式会社が AtCoder 上で毎年開催している、ヒューリスティック形式のプログラミングコンテストです。 今回のコンテストでは、グラフ (グラフ理論)を伝送できるようなノイズのある通信路において、アルファベット 1, 2, ..., M の可能な限り効率の良い符号化・復号を行う手法を考え、実装する問題が出されました。長沢による解法では、易しいケースでは最尤推定を、難しいケースではニューラルネットワークによる推定を用いたことで高い精度での復号を実現し、高得点の獲得に繋がりました。

長沢コメント「これまでのヒューリスティックコンテストの中で最も面白い問題と感じ、熱中して取り組めた回でした。最適化に加えて機械学習の知識も持っていたことが、1 位獲得に繋がったと思います。本戦も頑張ります。」

後日、解法解説記事をエンジニアブログで公開する予定です。

フューチャー株式会社　https://www.future.co.jp

フューチャーグループは「ITコンサルティング＆サービス事業」と「ビジネスイノベーション事業」を展開するソーシャルデザインカンパニーです。「ITコンサルティング＆サービス事業」では、AI、IoTなど最新テクノロジーをベースにデータ活用からビジネスモデルのデザイン、実装、さらにはDX人材育成など様々な業種・業界のお客様のDXを推進しています。2018年からはマラソン形式の競技プログラミングコンテストHTTF（HACK TO THE FUTURE）を主催しています。