2023年3月18日から4月2日にかけて開催されたMC Digital プログラミングコンテスト2023（AtCoder Heuristic Contest 019）で、DeNAに所属するKaggle Grandmasterの長沢が787人中16位、Kaggle Expertの吉田が18位に入りました。今回の結果によりAtCoderヒューリスティック部門のレーティングが、長沢は上位0.4%の赤色、吉田は上位3.8%の黄色になりました。

MC Digital プログラミングコンテストは、MC DigitalがAtCoder上で開催しているヒューリスティック形式のプログラミングコンテストです。今回は、シルエットから知育ブロックを設計する問題が出題されました。

本コンテストは3次元グリッド上でブロックの回転を扱うため実装の難易度が高く、ブロックの数が異なる解同士の近接最適性が弱いという最適化問題としての難しさもありました。上位の解法には焼きなまし法などの最適化アルゴリズムが広く使われましたが、状態の持ち方や遷移の方法、評価関数など競技者の創意工夫によってスコアに大きな差が生まれる問題でした。

長沢コメント「10位に入って焼肉を食べたかったです」
吉田コメント「2022年3月からAHCを始めて、今回初めて橙パフォをとることができました。約1年で黄色コーダーになれてとても嬉しく思います。」

DeNAでは、業務時間を利用してデータ分析コンテストに参加できるKaggle制度があります。DeNAのKaggle制度では、幅広い社会課題の解決のため、Kagglerが最適化コンテストに参加して、技術の幅を広げる活動も支援しています。